23日に長期金利が1%を約1年2か月ぶりにつけましたね。チャート的にもトレンド変換し上昇に転じたとも取れます。どうやらしばらくは金利は上昇を続けるものと思っています。
アメリカは株価は高値を更新し続けていることもあり、QEの出口を考え始めています。量的緩和の蛇口をじわじわ閉めていくと思われます。そうなるとアメリカの金利は当然じわじわと上昇していきます。あくまでアメリカがうまく金利をコントロールできた場合の話で、場合によっては急上昇もあり得る状態です。
日本の長期金利上昇をけん制する要人のコメントが最近聞こえてきますが、長期金利をコントロールすることはある程度できるかもしれませんが、為替に対する影響が大きくどこまでできるか疑問です。
一方で前にも書きましたが購買力平均からするとドル円相場は95円くらいが妥当です。今は100円を超えている状態が続いていますよね。どこまで円安が許せるかはわかりませんが、無限に円安に持っていくことなどできはしません。どこかで日本も金融緩和の蛇口を閉める必要があります。
結局はアメリカの金利が上がれば、日本も金利を上げる必要があります。でも日本は金利上昇に抵抗するでしょうからドル円相場的には円安傾向がしばらく続くかなと考えています。さらにスワップポイントが復活してくるでしょうから、ドル円でスワップトレードはこれからありかもしれません。
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