そろそろ2008年下期のUNITED GO FAIRSが発表されると思いますが、2008年8月1日より購入分の燃油サーチャージは片道で、
日本-アメリカ本土 | 28,000円 |
日本-ハワイ | 20,000円 |
燃油サーチャージの算出は3ヶ月平均のシンガポールケロシン価格で決められます。基本的に5月・8月・11月・2月にシンガポールケロシン価格を確認し直前の3ヶ月平均の価格が表2の条件額を下回った場合、表1の実施時期からの額の改定を政府に申請します。
ただ、下回った場合の話で、上昇の場合は、毎月のように改定され上がっているようです。翌月に燃料サーチャージが上がるかどうかは、シンガポールケロシン価格の動向を確認しておけば予測できると思います。シンガポールケロシン価格は、Energy Information Administration(エネルギー省)のSpot Prices for Crude Oil and Petroleum Productsのページから確認できます。このページの表のKerosene-Type Jet FuelのSingaporeの行にある値になります。ただこの値は単位が、Cents/Gallonなので、0.42を掛けて、USD/Barrelにする必要があります。今表を見ると342.86(08/05/08)ですので、144.00ドルですね。7月の平均は166.48ドルで、120ドルにはまだほど遠いのでしばらくは燃油サーチャージが安くなることはなさそうですね。
また実際に搭乗する日ではなく発券した日が算出対象なので、月初めに改定になることを留意して、下落局面にはなるべく直前の月初めに予約、上昇局面には早めの月末に発券するといったことをすると良いと思います。いまのところ原油価格はピークを打ち下落の傾向を強めていますので、シンガポールケロシン価格も今後下落傾向となるかもしれませんね。
実施時期(発券日基準) | 燃油価格動向の確認時期 | 燃油価格動向の把握 |
4月1日 | 2月に確認 | 11月から1月までの3ヶ月平均価格 |
7月1日 | 5月に確認 | 2月から4月までの3ヶ月平均価格 |
10月1日 | 8月に確認 | 5月から7月までの3ヶ月平均価格 |
1月1日 | 11月に確認 | 8月から10月までの3ヶ月平均価格 |
シンガポールケロシン価格の 基準価格 |
日本発券 | |
アメリカ 本土 |
ハワイ | |
120米ドルを下回った場合 | \24,000 | \17,000 |
110米ドルを下回った場合 | \20,000 | \14,000 |
100米ドルを下回った場合 | \16,000 | \11,000 |
90米ドルを下回った場合 | \12,000 | \8,500 |
80米ドルを下回った場合 | \9,000 | \6,000 |
70米ドルを下回った場合 | \6,000 | \3,500 |
60米ドルを下回った場合 | \3,000 | \2,000 |
50米ドルを下回った場合 | 廃止 | 廃止 |
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